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腰痛予防ができるマットレスを、お店で選ぶときのポイント3つ

 

 

わたしは、整体院を営んでいる作業療法士の仲光久代と申します。保有資格は、作業療法士、ケアマネージャー、社会福祉主事です。
14年間、病院に勤務した後、より丁寧な治療サービス及び患者様のサポートをしたいと思い、整体院を開いて6年になります。
現在は、きちんと患者様と向き合って、患者様の抱える問題を一緒に解決できる、充実した日々を過ごさせていただいています。

 

作業療法士免許証

介護支援専門員証明書

 

 

 

過日、歩くことも難しいほどのぎっくり腰を起こして、家族の方に支えられて当整体院に来られた患者様がおられました。
施療でぎっくり腰はすぐに治ったのですが、翌朝に再発して、再度来院されました。
腰の施療をしながら、原因になっていそうな生活習慣を伺うと、寝て起きたら腰が痛くなっていたとのこと。今まではそのようなことは無かった、思いつく原因は寝具を買い替えたせいかもしれない、と言われます。

 

こんな腰痛に困っている患者さんが多いです。

 

患者さんAの場合

 

目覚めるとだいたい持ち上げるのも痛いほど頭が痛く、次いで腰が痛いです。
5〜6年前からほぼ毎朝、痛み止めを飲んでから生活が始まります。
腰の痛みはPC作業が多くなってきてからな気もします。同じ姿勢での座りっぱなしの時間が長いのが一番の原因だと思います。同じように、長時間運転をした時も激しい腰痛に悩まされます。
マットレスの上に敷く高反発マットレスなど、腰痛用の寝具も様々試しましたが、さして効果も得られず、意外とお金は結局かけてしまっているのも悩みです。
あまりひどくなると、ぎっくり腰のような状態になり、立つのも寝るのもお手洗いも行けないほど激痛が走ることもあり、そういう場合は座薬を使用しても痛みが取れず、本当に困っています。

 

たまにマットレスが上等なベッドに寝ると痛みもなかったりするので、やはり寝具の問題かと思っています。
ただし、良い寝具は、高額すぎるので購入ができないことが悩みです。
かと言って、マッサージもお金がかかるのであまり頻繁には行けず。

 

患者さんAの対処法

 

痛み止めが一番手っ取り早いので、まずは薬を飲みます。
たまに飲みすぎて胃痛がします。そうするとあとに、更に背中や腰が痛むので、温めてしのぎます。
横向き寝の際に、太ももにクッションを挟むと腰痛が軽減されると聞いたことがあるので、たまにやりますが、起きたときには外れていてあまり効果は感じません
ストレッチなど運動を生活に取り入れるようにしています
あまりにひどいときは、何も敷かず、床にじかに寝ます。これも腰痛には効果的だと聞いたことがあるので。ただこの方法はとても冷えるので、冬はもちろん、春や秋もできません。やれて夏のひと時のみ。なのであまり対策としてはよくないのかも。
あとは手っ取り早くマッサージに行きます。90分以上120分未満という少々長めのマッサージを受けることでその時は一時的に楽になりますが、長く効果はありません。
お湯に長く入るのも効果的なので、銭湯や温泉には定期的に行くようにしています。
長時間の運転の時などは、途中でストレッチを必ずするようにし、腰当てを準備します。

 

 

抜本的な腰痛の原因とマットレスの選び方が間違えているが大きな原因

 

5万円のマットレスを使い始めてから、腰が痛むようになったそうです。そして、歩けないほどのぎっくり腰の発症に至りました。
よく眠って、体の疲れをとるために購入したマットレスなのに、かえって体を痛めることになってしまったわけです。
高価なマットレスを使えなくなるのは惜しいけれども、腰痛改善のためです。寝具を以前使っていた布団に戻したら、腰痛は治まりました。
また、病院などでも使用している、柔らかくて寝心地が良いと評判のマットレスを購入して、腰痛が悪化した方もおられます。
まさか、評判の良いマットレスで腰痛が悪化するとは思っていませんでしたから、気がつくまで時間がかかりました。その方はご自分で工夫され、柔らかいマットレスの上にたたみを敷いて硬さを調節して、腰痛は元の状態に戻りました。
このような、せっかく購入したマットレスで残念な思いをしないために、マットレスは家具店や寝具専門店で試してから購入しましょう。
腰痛にならないマットレス選びのポイント3つと、お店での具体的な方法を紹介します。

 

腰痛マットレスを選ぶ3つのポイントとは?

ポイント@良い姿勢を保てる硬さ

 

マットレスを選ぶとき、まず考えるのが「硬さ」です。

 

低反発の体に柔らかく当たるマットレスにするか、高反発で体を支えてくれるマットレスにするか、または全く別の製品にするか悩みます。
腰痛の原因は3つあります。
腰椎のずれ、骨盤のずれ、腰回りの筋肉の凝り、です。

 

腰椎と骨盤のずれを防ぐためには、背骨を正しい位置に保った姿勢で眠れるマットレスを使います。
背骨には、体を支えるために、頸椎が前方へ、胸椎が後方へ、腰椎が前方へゆるやかに曲がるS字カーブがあります。

 

 

柔らかすぎるマットレスの場合、仰向けに寝たときに、体がマットレスに沈んで背中が丸くなって、S字カーブが崩れてしまいます。
また、背骨は真っ直ぐになるようにできています。
横向きに寝たときに体全体が沈むと、特に重たいおなかの部分が深く沈み込み、背骨がマットレスに向かってしなるような形になります。
そうすると、腰椎と骨盤に負担がかかるだけでなく、曲がった体を支えるために一部の筋肉に負担がかかります。
そして、腰周辺の筋肉のバランスが崩れるため、腰痛になります。

 

また、硬すぎるマットレスの場合は、仰向けになったときに、肩甲骨や骨盤の後ろ側に体重がかかりすぎてしまうため、血流が低下して手足がしびれることがあります。また、一部分に体重がかかることで、一部分の筋肉に負担がかかり、腰痛や肩こりにもなります。
横向けに寝たときにも、肩や骨盤の横側に体重がかかり、おなかがマットレスに着くことで、背骨が下に向かって曲がります。

 

 

良い姿勢を保てるマットレス選びのポイントは、「肩や腰を適度に支え、背中やおなかが当たる部分が硬く沈み込まない。仰向けになったときにはS字カーブを保って、横向けになったときには真っ直ぐな背骨を保てるもの」です。

 

 

ポイントA寝返りを打てる広さがあるか

 

 

寝返りを打てない、ソファや簡易ベッドなどで仮眠をとると、起きたときに寝る前よりも疲労を感じることがあります。
睡眠中に寝返りを打つことは、寝姿勢を変えて血行を良くすることで、日中に使ってバランスが崩れた筋肉や骨格のずれなどを修正します。一晩の寝がえり回数は、一般的な人で20〜30回と言われています。
それだけ頻回に寝返りを打って体の調節をするのですから、十分に寝返りが打てるマットレスを使いましょう。
寝返りを打つためには、安心して姿勢を変えられる十分な広さが必要です。
マットレスを選ぶとき、1人で寝る習慣のある人はシングルサイズ選びがちですが、体格の良い人は狭く感じます。セミダブルを選びましょう。
体格によらなくても、安心して寝返りを打つためには、セミダブルがおすすめです。
また、マットレスが硬すぎて寝返りを打つときに体が反発する、もしくは、柔らかすぎて体が沈み込み、寝返りを打つのに体力が必要になるようなマットレスは避けましょう。
寝返りを打てるマットレス選びのポイントは「広さと、軽い力で寝返りができる」です。

 

ポイントB通気性と清潔さ

 

 

一晩の睡眠中にかく汗の量は平均約300mlです。汗の水分は寝具の中にこもり、湿度が高くなります。また、通気性が悪いと体の熱もこもって、寝具の中の温度が上がります。
湿度の高さと暑さも疲労の原因になります。夏の湿度と高温で寝苦しさを感じることがあるのと同じです。我慢して寝ていると、体に無理な力が入って筋肉のバランスが崩れ、腰痛の原因になりますし、疲労が取れないことで日中の作業による腰痛も改善しません。
通気性の良いマットレスを使いましょう。
ウレタン製の柔らかいマットレスは素材の性質上、通気性が低くなります。コイル入り、固綿入りなどの製品は通気性は良いようですが、硬いので、自分の体に合った硬さかどうかのチェックが必要です。
また、通気性の低いマットレスはダニが増えたり、カビが生えやすくなったりします。ダニやカビは皮膚疾患や肺疾患の原因になります。清潔さを保つお手入れが簡単にできるかどうかも見ておきましょう。
通気性と清潔さを保てるマットレス選びのポイントは「水分や熱がこもらない、洗濯や乾燥ができる」です。

 

○自分の寝方に合ったマットレス選び
腰痛予防ができるマットレスは、体格や筋肉の付き方によっても異なります。
筋肉のバランスの良い人は、寝ていても自然に体を支えられるので、マットレスで腰痛を起こす可能性は低くなります。
しかし、筋肉が少ない、もしくは筋力が低下している人は、筋肉で体を支えられないために、マットレスで寝る姿勢を保たないと、筋肉のバランスを崩し、背骨に体重がかかりがちで腰を痛めます。
そして、睡眠中に全身の筋肉と骨格のどの部分に体重がかかっているか、自分では気がつきにくいのです。
体格や筋肉の付き方に合わせたマットレス選びが必要です。

 

○店頭でのチェックポイント
マットレスは寝てみないと分からないので、まずは寝具売り場の店頭で寝てみます。
チェックするポイントは、紹介した3つの「良い姿勢」「寝返り」「通気性と清潔さ」です
寝てみる前に、通気性と清潔さを店員に確認します。通気性を保つためには、どこに置いて使用するかも大切です。場合によっては、すのこの購入も必要になるかもしれません。
清潔を保つためのお手入れ方法も、簡単でなければ続きません。
そして、気に入ったマットレスに寝てみましょう。
自宅で寝るときのようにリラックスできませんから、分かりにくいとは思います。
仰向けに寝て、まずは大きく息を吐きます。息を吐くと筋肉の力が抜けます。
そこで、お尻と肩甲骨にゴツゴツした違和感がないか、背中が丸くならないかチェックしましょう。
そして、寝返りを打って横向きになります。
寝返りを打つときには、体が跳ねないか、体が沈んで寝返るのが難しくないかチェックします。
横向きになったら、背骨がまっすぐになっているか、店員さんかお連れの人に見てもらいましょう。
腰痛を予防するためには、マットレス選びは重要です。複数のマットレスを試して、自分の体に合ったマットレスを選びましょう。

 

腰痛を予防するためにマットレスを変えてみることはおすすめです。
人気があるモットンですが、実際にモットンは口コミ以上?なのか、確認しておくことをおすすめします。